バイクの王者とも言われているハーレーは、カスタムパーツが豊富で世界に一台の愛車に作れることでも有名です。
リアサスペンション
ハーレーに使われているリアサスペンションの役割は、主に三つあります。一つ目は、路面からの衝撃を吸収する、ということです。さまざまな状態の路面からの衝撃をやわらげ、乗り手にかかる負担を軽減してくれます。
二つ目は、車体を支える、ということです。タイヤとバイク本体をつなぎ、数百キロもあるハーレーを支えてくれています。三つ目は、姿勢を変化させる、ということです。
コーナーを曲がるとき、車体の片側が沈み、もう片側が上がる姿勢になりますが、その動きをスムーズにしてくれます。路面を走っているときの、細かい姿勢の変化でも同様です。
リアサスペンションは、バネでできているイメージのパーツですが、それだけではありません。バネだけだとできないような緻密な働きをさせるため、オイルや空気といったものも組み合わせて作られています。
バネは伸び縮みを繰り返すことで劣化しますが、オイルもまた劣化していくので、サスペンション自身のメンテナンスも重要になります。リアサスペンション次第では、乗り心地だけでなく操作性にも影響を与えることがあるので、パーツ選びは慎重に行ってください。